かかる時間は2秒から7秒です。ほんのわずかな時間だけですが、消費者が多くの購買決定をするための必要な時間です。 これは、よく話題になり、研究された「最初の真実の瞬間」です。 エックスライトの印刷・包装用のカラーマネジメントソリューションは、品質管理、調色、自動化において、優れた効果を発揮します。     色は、「最初の真実の瞬間」において、人を引き付け、人に魅力を伝えるための重要な要素です。これは、ブランドと消費者の関係において、最初に正しい色を得ることが非常に重要になります。 ブランドマネージャーやパッケージデザイナーは、製品にふさわしい位置を作り出すため、数えきれないほどの時間とエネルギーを投資しています。 製品の包装と開封は、消費者にとって、繰り返しの面白い体験となり、製品の魅力を高める効果もあります。そのため、製品が毎回登場するたびに、デザインの意図を確実に実現することが重要です。消費者が製品に触れるたびに、一貫した体験を生み出せるための基礎となるものです。 パッケージ印刷の大規模生産が必要な場合、カラーコントロールと一貫性は、特につかみどころ...

Posted 15 March 2023 by Cindy Cooperman

2ピース金属缶のようなメタライズされた基材は、製造コストが高く、印刷のカラーコントロールも困難な課題になります。 金属缶印刷業界では、色測定の定義を受け入れることに抵抗を感じる人が多いかもしれませんが、色測定は、加工工場の全体で一貫した色を作り出し、持続可能な取り組みを実現するために最も早く、最も正確で費用対効果の高い方法です 本記事には、以下のトピックスについてお話しします。 通常のカラーコントロールプログラムにおける目視評価の欠点 金属缶印刷向けのデジタルカラーソリューションの構成要素 金属缶印刷の色を測定するために、最適な分光測色計を紹介 以下は、X-Riteによって2020に実施された飲料缶のゲージR&R研究結果で、X-Riteデジタルカラーソリューションが飲料缶製造環境において正確性と繰り返し性を確認しています。   目視評価が色の精度を評価するのに十分ではない理由 通常、色を見るためには3つの要素が必要です。それは、人間の目、光と物体です。これらの3つの要素はすべて変動の影響を受けています。 ...

Posted 06 October 2022 by X-Rite Color

カラーマネジメントは、画像処理のワークフローにおける各デバイスを識別し、特徴づけ、すべてのデバイスが同じ言語でコミュニケーションを取れるようにするプロセスです。 ICC(インターナショナル・カラー・コンソーシアム)の定義によると、カラーマネジメントを実施したワークフローはキャプチャーからプルーフィングと最終出力に至るまで、予測性かつ一貫性、再現性を持ちます。   デジタルカラーマネジメントを導入することで、印刷ワークフローに関わるすべての人が、指定された色のスペクトル値を参照し、工程に沿った複数のステップで精度をチェックできます。 デジタルカラーマネジメントワークフロー デジタルカラーマネジメントはブランドオーナーの期待とデザイン、インキルーム、プリプレス、印刷オペレーターの間のギャップを埋め、製品の品質を高めます。  デザイン作業では、最終的な素材を再現する色を正確に指定し、 キャリブレーションされたモニター を使って達成可能性を把握することを意味します。 インキルームは、正しい色を素早く&nb...

Posted 29 September 2022 by X-Rite Color

新発売 eXact 2 分光測色計! 搭載された高解像度カメラ、統合型スキャニングホイール、ソフトウェア接続性はほんの一例です。数多くの革新的な新機能を備え、印刷、包装印刷、インクサプライヤーに革新的な変化をもたらします。 用途に適した装置を 3 つの eXact 2 モデルからどのようにして選択すればいいでしょうか。このブログでは、eXact 2、eXact 2 Xp、eXact 2 Plus の違いを説明しています。   商業印刷およびパッケージングコンバーター向けの eXact 2 用紙やフレキソフィルムを 1 台の eXact 2 で測定します。搭載されたスキャニング機能と直感的なデザインにより、メイクレディ作業を短縮。用紙やインクの無駄を排除しながら、製造ラインや現場が代わっても、印刷機の稼働を最大化します。 eXact 2 は他のソリューションに比べて 17% 迅速に品質基準を満たし、最も厳密なカラー条件にも対応します。本装置は「ワンタップまたはダブルタップだけ」のタッチスクリーン式インターフェースと高解像度カメラを搭載。Mantis™ ビデオ ターゲティング ...

Posted 14 June 2022 by X-Rite Color

アズダ社のブランドパッケージはさまざまなサプライヤー、印刷プロセス、基材を使用して世界中で印刷されています。アズダ社の印刷専門家からなる小規模なチームでは、印刷品質を検証するために、すべてのサプライヤーに立ち会うことが現実的ではありませんでした。   7年前、アズダ社はデジタル カラー プログラムである、エックスライト社の品質管理ソフトウェア ColorCert Suiteを採用し、承認を合理化し、棚に並べたときに、一次・二次パッケージング印刷業者全体で、一貫性のあるブランドの存在感と品質保証を実現しました。   現在、アズダ社の承認済みの印刷業者の大多数は、プレスルームツールを導入し、ColorCertスコアカードサーバーに直接データを送信しています。アズダ社はプロセスカラー、ブランドカラー、オーバープリント、グレーバランスの許容範囲を決め、プロセスをコントロールします。印刷業者は、客観的かつ一貫性のある基準により、自社の印刷品質を評価・監視します。     アズダ社は最新版のColorCertスコアカードサーバーにアップグレード エックスラ...

Posted 02 May 2022 by X-Rite Color

測色は、色の重要な作業において、色の品質を指定・定量化・伝達・定形化・検証するために必要です。色の感じ方は人それぞれ異なるため、測色は目視評価より正確な結果を得られます。  色測定とは? 色測定は、サンプルによって放射・透過・反射される光の量をとらえ、スペクトルデータとして定量化することで、光源の変化分も捉えることが出来ます。測色計(分光測色計)で行う色測定は、目視評価より正確です。なぜなら、人間の色認識は差を表すのは得意ですが、定量的に示すことは不得意です。色に関わる重要な作業には、色を識別・定量化・伝達・区別するための分光測色計の導入を強く推奨します。 色波長の測定方法 色を測定するには、分光測色計と呼ばれる測色装置でサンプルに光を当て、人間の目に見える波長範囲である380nmから780nmの範囲で透過または反射した光の量をとらえます。分光測色計は波長範囲にわたるスペクトル波長測定に基づき、計算を行い、スペクトルデータを定量化します。  測色計とは? 測色計には、色彩計と分光測色計の2種類あります。 色彩計は人間の目と同じように色を認識し、赤・緑・青を感じる3...

Posted 24 August 2021 by X-Rite Color

パッケージング業界では常に「サステナビリティ」が最優先とされています。サステナビリティとは、環境のニーズと次の世代を考慮し、あらゆる手段を用いて生産工程における無駄を排除することです。それは、社会的責任を配慮するだけではありません。消費者は商品の購入を決定する際、サステナビリティに取り組む商品であるかどうかをチェックする傾向にあるためです。   もちろん、サステナビリティに取り組むことだけが、店頭に並ぶ商品ブランドを形成する要素ではありません。新型コロナウイルス感染症に関する水際対策が強化されると共に、印刷工程やカラーの承認作業を現場で行うことが困難になってきており、それにより印刷工程が長引き、またパッケージ色のあらゆる問題にもつながっています。そのような工程は目標から外れ、無駄なコストが発生してしまいます。    サステナビリティに取り組むと同時に、新型コロナウイルス感染症に関する水際対策にも対応できるパッケージを実現するには、手作業を要する旧式システムから、テクノロジーベースのワークフローに移行し、コスト削減と一貫したブランド色の確保に努める必要があり...

Posted 15 October 2020 by X-Rite Color

競争の激しい市場において、ブランド企業とパッケージデザイナーは、店頭に並んだ自社製品を差別化する方法を模索しています。その対策は、色だけでなく、箔、特殊ワニス、ソフトタッチの仕上げなどの装飾オプションまで広がっています。また、デザイナーは従来の印刷だけでなく、より強いソリッドカラーや蛍光色、虹色なども使用するようになっています。デジタル ソリューションにより、パッケージのバリエーションを増やせ、稼働時間の短縮やサイクル タイムの短縮に対応できるようになります。 鮮やかな色や仕上げは、パッケージを店頭で目立たせますが、この傾向はパッケージ印刷のコンバーターに多くの課題をもたらします。消費者に鮮やかな色や仕上げを与える光の物理学的性質が、測定上の課題にもなっています。見る人に輝きを与えるよう、光が反射したり屈折したりすると、分光測色計で捉えるのが難しい鏡面成分も生じます。 ここでは、パッケージ印刷業者とコンバーターがデザイン意図に沿って、強いソリッドカラーと特殊な仕上げを施したパッケージを製造するための5つのヒントをご紹介します。成功している企業には、大きなビジネス成長のチャンスがありま...

Posted 04 June 2020 by Ray Cheydleur